健康フラフープ練習中-1(右回しができない)
ふと思い立って、購入し、始めたフラフープ。
左回しはすぐできても、右回しが全然できなかった
左回しはできるのですが、右回しができませんでした。嘘みたいで、信じられないという感じでした。
それでも、3週間後、何とか少しだけ右回しができるようになりました。
右はできても、左ができない、という人もあるでしょう。この3週間の苦闘をお伝えして、フラフープがうまく回せない人たちへの参考なれば、と思います。
目次
「こうすればフラフープを回せる」という、ネット記事は見かけますが、そのとおりやっているつもりで、なかなか、できないのです。でも大丈夫、その日にはできなくても、すぐできるようになります。運動会ではいつもドンケツで、運動オンチの代名詞だった私でも、できるようになったのです。
どちらかで回せれば、反対回しは、回せる方を手本とする
片方向にしか回せない、というのは、体の歪みに気づいたということです。ラッキーだと思って、フラフープを楽しみながら、体の歪みを改善していきましょう。
回せる方をやってみて、回し方を研究しながら、それを手本にして、反対回しのやり方を研究してみてください。これが一番の近道です。
回せない方を多めに練習して、バランスをとっていくと良いと思います。ネットの記事を読んでもなかなか分かりません。自分の体に聞きながら、反対回しのやり方を学んでいくのです。
私も、体の歪みがひどいので、そのせいで右回しがやりにくいのだと、思います。(左の股関節が特に固いです)
右回しが何とかできるようになって、バランスも、少し回復してきたように思います。
フラフープは、健康に大変良い。おまけに低コスト。
この3週間の挑戦で、「できるようになった」という喜びはもちろんですが、他にもいろいろ良いことがあって、フラフープが健康に大変良いのではないか、と思ったからです。
腰(股関節)の血液循環が良くなり、下半身の冷えが改善しました。くるぶしから下は、冷たいのが当たり前と思ってきましたが、最近、大寒なのに何となくポカポカしているのです。
体の歪みが、少しましになったように思います。ウエスト、腹筋がぐっと締まってきました。その結果、走る時も足が軽くなりました。
とりわけ、外出自粛や在宅勤務などで、運動不足に悩んでいる人にはもってこいではないかと、思うのです。室内で折を見て、気分転換にフラフープを1,2分。コストも時間もほとんどかかりません。
うまく回せなくても、十分運動になります。いや、むしろ、できない時のほうが疲れが激しいです。「10分ほど続けるだけで約100kcal程度のカロリー消費となります。」という記事も見かけますが、最初は10分なんて、とても続けられるものではありません。それでも、体はクタクタです。
10分など、いきなりできない。1分でも、無理のない範囲で。
最初は、1分でグッタリ。
今でも、5分も続けられません。
10分できるのは、よほど慣れた人だと思います。1,2分でも、お腹周りがしまってきて、体調も良くなりました。クランチやアブローラーとは、また違った筋肉を使っています。
深い所のインナーマッスルが鍛えられているように思います。
鍛えられるのはいいのですが、翌日どころか、その日からグッタリ疲れてしまいます。足が疲れた、腕が疲れた、というのではなく、どこか分からない所、体の奥から全身が疲れた感じで、その日よく眠れるのですが、翌日も昼寝必須になります。
仕事に差し支えても良くないので、とにかく、1分、2分から始めて、様子を見ながら、少しずつ時間を増やしていくのが良いと、思います。
右も左もできない、という方もあるでしょう。その場合は、少しでもやりやすい方で、練習を続けることをおすすめします。うまく回せなくても、チャレンジしているだけで、十分なエクササイズになるのです。
とにかく、無理をしないで、少しづつ時間、回数を増やし、続けていくことがポイントだと、思います。
ウエストと腹筋が、ギュッと締まってきたように思います。3週間で。
腰は回すようなつもりで
上図のように、足の位置は前後とか左右とか、いろいろ言われていますが、私にとっては左右に肩幅くらいに広げるのが、一番やりやすいですね。(前後ではやりにくい、というのも、体の歪みのせいだと思います)
腰は前後させる、と言われますが、やはり基本は、回転させるのだと思います。
下の図のように(左が体のつもりで、黄色がフラフープのつもり)、力が働きます。
フラフープの重心は中央ですから、体に当たっている部分は、常に体を抑えるように力が働きます。それに対する反作用として、外に押し返す力と、上に押し上げる力が働きます。この上に押し上げる力が、フラフープが落ちない力となります。
この力が、回っている間ずっと働くようにするには、腰が回転していて、フラフープを常に押し返しているのが、望ましいと、思われます。
足の位置は前後、左右、やりやすい方で、腰を回転させる
上手な人の動画を見ても、前後だとか、左右だとか言っても、それは本人の気持ちだけで、実際は腰は回っています。もちろん、完全に円状に回転させるのは、また無理なので、前後または左右のどちらかが中心的な動きだ、ということだと思います。
始める前に、腰を回すようにストレッチすると、よい準備にもなります。
最初この回す筋肉が柔らかいとよく回せますが、そのうち、この筋肉が疲れてくると、フラフープはだらしなく落ちてしまいます。(まだやっと少しできるようになったばかりですから)
上の図からは、また、腰骨、ウエストのくびれが重要な働きをしていることが分かります。フラフープでウエストのくびれをつくる、と言われますが、逆に、このくびれがないと、フラフープを回しにくい、とも言えます。
特に、腰骨の左右の出っ張り、お尻の出っ張り、腹のへこみを利用しているような感じだと思います。
厚着では、全然回せません。薄着になる必要があります。
ですから、結局
ウエストのくびれが深いと回しやすい→薄着で、お腹をへこませるようにする
ということになります。ウエストのくびれが、結果なのか原因なのか、鶏と卵ですね。
結局、最初はうまくできなくても、練習している内に、ウエストのくびれも深くなってきて、うまくできるようになる、ということでしょうか。
このくびれを使って、フラフープをしゃくり上げるつもりが、初心者のコツではないかと、思います。また、体を真っすぐにして、お腹をへこませるようにすると、やりやすくなります。
ウエストのくびれと骨盤の形が、またその周りの筋肉の状態が、その人にあったやり方を規定することになるのではないか、と思います。
でも、やりやすいからと言って、それが望ましい状態とも言い切れないので、右へ左へ、足を左右へ、前後へ、いろいろな方法で、体をまんべんなく使うようにすることが、健康上、大事なのではないかと、思います。
が、今の私にはフラフープが落ちないようにするのがやっとです。
やっと5分できるようになった、というだけで、足を少し動かしてもフラフープは落ちてしまいます。前へ後ろへ、左へ右へ、スタスタ歩いたり、右回しの後、すぐに左回しできる、とかできたらいいなあ、と思いますが、まだ夢の話です。
しかし、下手なればこそ、よけい、初心者の参考になるのではないかと思います。また後日、この続きを報告したいと思います。