健康フラフープ-3(足を閉じても回せる)
足を閉じて、左右回せるようになった
フラフープを始めて、3ヶ月が過ぎました。ほぼ毎日やっています。エクササイズは、なかなか続かないものですが、性に合っているようで、回せ回せで、やってきました。日々向上、で、退屈しないところが続く理由かと思います。
目次
前回の記事(健康フラフープ-2)で、左右に回せるようになった、と書きました。その後、移動しながらフラフープを回せるようになりたいと思いました。
ところが、フラフープを回しながら、足を少し動かす、ということが、実は、大変難しいのでした。
ツイスト2曲で息上がり
まずは、おなじみチャビー・チェッカーで、
Let's Twist Again !
これに合わせて、回せ回せ、で一生懸命やっています。
The Twist
と続けて、2曲やると、完全に息が上がります。これを毎日やっています。さすがに、その後は、くたびれ果ててしまいます。(回したり落としたりで)10分にもならない時間ですが、走りとは比べものにならない疲労です。それこそ、体の芯からの疲れです。ちょっと横になるつもりが、しばらく寝入ってしまいます。
ウトウトが厳禁の人は、やる日に配慮して
体の芯からの疲れですから、座って静かになると、すぐに寝入ってしまいかねません。ちょっとウトウトするだけで大騒ぎになりかねない会合に出る場合などは、2、3日前からはフラフープを避けていた方が良いように、思います。体がフラフープに慣れてくれば、大丈夫なのですが。
「いやあ、健康のためのフラフープで、体の芯からの疲れがね・・・」という弁解が通用すれば良いのですが。ちょっとウトウトで、鬼の首でも取ったように、大騒ぎする人もありますからね。
左右回すので精一杯だった時期は通過
話を戻します。足を左右に開いて、踏ん張って、左だけでなく、やっと右も何とか回せるようになった、というのが、前回の記事でした。
少し体の位置を変えただけで、フラフープは落ちる
さらに、回しながら歩きたい、と思ったのですが、歩くどころか、体の向きを少し変えたり、足の位置を少し変えただけで、フラフープは落ちてしまうのでした。
自分の体の動きを見ていますと、腰の回り方のスピードが、一時、ふっと落ちてしまうのです。自分でもなぜなのか分からないのです。
それでも、とにかく回せ回せで、グリグリ足腰を動かして、チャビー・チェッカーについて行かないと、と必死です。
回せ回せで、体の向きを変えても、何とか回せるようになった
その内、何とか、足は動かさないで、体を左に向けたり、右に向けたりしても、フラフープが落ちないようになりました。それだけで、一生懸命です。
体の向きを変えないで、何とか動かしていた時に比べて、さらに激しい疲労です。
でも、回せ回せ、今日は体が疲れ果てても、明日はまた頑張れる。
腰を回す筋肉に偏りがある
さらに、少しずつ、両足を閉じて行きました。回せるぎりぎりまで、足を閉じていきます。その頃やっと、分かってきました。腰を回す筋肉が、片方が特に弱い、ということが。左によじる筋肉はそこそこあっても、右によじる筋肉が、とても弱かったのです。そのため、腰を回しているつもりなのに、大して回っていなかったのです。
最初に左回しができなかったのも、そのためだったのです。
左回しには、右の筋肉を使っていて、右回しには、左の筋肉を使っているのが分かります。腰を後ろから前に持ってくる時の筋肉ですね。(これは、後で書きますが、前の筋肉しか使っていなくて、後ろへ引く筋肉が使われていない、ということです) この際の左の筋肉が、右に比べて弱いのです。
なので、位置を少し変えると、スピードは出ない、フラフープは落ちる、となったのです。足を閉じていくほど、それまでは足の力でごまかしていたものが、ごまかしきれなくなってしまったのです。足を閉じていくほど、足ではなく、腰の筋肉で腰を回さなければならなくなるのです。
それでも、とにかく
回せ回せで、足を閉じても回せるようになった
そうなると、いよいよ、腰を回しているのがよく分かるようになりました。フラフープは、足で回すのではなく、本当は、腰で回すものなのでした。
しかし、その内、回しながら、つい下向きになっていることに気がつきました。それは、腰を回すために、腰の横、前の筋肉しか使っていないからだということが分かってきました。うまく回すためには、背筋もしっかり使う必要があるのでした。
ということで、フラフープは、足腰だけでなく、背筋を含めて、腰を中心に全身の筋肉を総動員しての運動だということが、分かるようになりました。
フラフープで、背筋強化
足を閉じても、背筋を使って、どうにか左右に回せるようになったのが、現状です。猫背の改善にも、大変良さそうです。それでも、また体を左右に向きを変えると、また難しいのでした。
背筋にも左右の問題がありそうです。
チャビー・チェッカー2曲で、背筋も、ど疲れです。それでも、今日は体が疲れ果てても、明日はまた頑張れる、で、回せ回せです。
体の左右、前後の歪み、不均等を修正していく
うまく回すためには、どの筋肉を使って回すのか、ということを意識してできるようになったのは、かなりの進歩だと思います。フラフープをうまく回すためには、体のバランスが大変重要なことが分かってきました。
腕についても、右手ばかり使ってバランスを取ろうとしていて、左手は遊んでいるのです。腕の問題というよりは、左半身の筋肉が総合的に弱いということだと、思います。
当然、回転の方向も、苦手な方を中心にして、反対回しもそこそこ取り入れる必要があると、思います。
回しやすい方だけやっていると、せっかくのフラフープで、かえって体の偏りを作ってしまいます。
うまく回せるようになるにつれ、体の歪みが、徐々に直ってきているように思います。
↓2000円程度の出費で、意外に絶大な効果。家族が少ない方にぜひおすすめです。(大人数だと、少し危険かと思います)
アルインコ。組立式となっていますが、はめ込むのが大変で、2度と外す気にはなれません。
フラフープは必死になって回すのが、下手の定め
腹筋は、今までもいろいろやっていましたが、とにかく回せ回せフラフープで、どんどん固くなってきました。ウエイトトレーニングでは、遅々としたものでしたが、フラフープは、落としたくないと、必死になるので、頑張り具合が違うようです。
歩きや走りでは、ペースを調整できますが、フラフープでは、落ちないためには一定以上の回転が必要です。その回転を、自分の足りない筋肉で作り出すしかないのです。
下手な程、必死になるしかないのです。
無理して体を壊さないために、時間短め、休養日をしっかり入れる、などで自分でコントロールすることが求められます。
無理しないで休養日も入れて
一度、腰、股関節の周りが、ヘラヘラに疲れているのが、夜、横になっていて分かる事がありました。思い切って、2日間フラフープを休みました。その後は、また、元気に回せ回せできるようになりました。
無理しないで、たまには休みを入れた方が良いようです。もっとうまく回したい、というゲーム感覚があるので、けっこう続いています。
体が締まってきただけでなく、筋肉が強くなってきたためだと思いますが、体が軽くなってきました。体重のことではなく、動きのことです。いろいろな動きが楽々できるのです。「老化」なんて嘘みたいな話です。
体は、ますます軽快に、ササッ、チャチャッ、キュキュッと動きます。最近30年間で、最高の体の軽さです。ほんと。これが一番うれしいです。
といったことをしている内に、
横浜こどもの国に、フープマン
という人がいることを知りました。
「フープマン・ユーヤ杯」というものもあるそうです。フープマン・ユーヤは、ものすごい人です。フラフープで、そういうこともできるのか、とびっくりです。クリックして、覗いて見てください。
真似をしようなどとは思いませんが、そういう世界もあるんだ、と思い、励まされる気がします。
ここで、
フラフープ検定
というものもあります。
「フラフープを腰で回せる。5秒以上フラフープを腰で回す事ことができればOK。」これが10級です。一番簡単な級です。私はこれです。
「フラフープを回しながら1回転できる。フラフープを回しながら自分が1回転できればOK。」これが9級です。いつかできるようになる日が来るのでしょうか?
最高級は、名人です。
に、あります。
フラフープの世界は、奥が深いです
今後も頑張って、フラフープでいろいろなことができるようになりたいと、思います。
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